次に私が向かったのは、カリフォルニア砂漠の中にある Borrego Springs(ボレゴ・スプリングス)という小さな町。
この町はアンザボレゴ砂漠州立公園 に隣接しているので、2~4月のワイルドフラワーのシーズンには沢山の人が訪れるのですが、今は完全にオフシーズンです。
この日の気温も111°F (約44℃)という半端ない暑さ。湿気は無いのですが、熱が肌に直撃するような感じで、まるでオーブンの中で焼かれているよう…。当然町中に人を見かけることはありません。 この暑さでは1分でも外にいるのが辛い感じです。
実は今回のミニ・トリップの目的、それはこの Borrego Valley Inn(ボレゴ・バレー・イン)に泊まることでした。
この素敵なホテルで、日常から逃れてのんびりとした時間を過ごしたかった。オフシーズンなので通常よりもリーズナブルな価格で泊まることができました。
私の大好きなアドビ・スタイルの外観。
COVID-19対策で、コンタクトレス・エントリーになっていました。
前もってルームナンバーとドアのコードがメールされていたので、フロントにチェックインする必要が無く、そのまま自分の部屋に入れます。
フロントは鍵が閉っていて入れませんでした。中の写真も撮りたかったのでちょっと残念。
お部屋の中は、もちろんサウスウエスタン風。
暖炉もついています。
こんな可愛いパティオ付き。
アドビの壁にターコイズカラーのドア。
これを見ているだけで幸せ。
まずはプールで身体を冷やしたかったのですが、この気温の中、水はぬるくなってました(笑)。
とはいえ、砂漠の乾いた山々を見ながらプールに浸かるのは気持ちよかった~。
その後、夕日の撮影のためにアンザボレゴ砂漠のある場所に行ってみたのですが、ダートロードの状態が思ったよりもずっと悪く、途中で断念。真夏の砂漠は厳しいですね…。
残念ですがまた違う季節にトライしてみたいと思います。
仕方なく町に戻り、パームツリーを撮影。
夕食は、部屋でチキンサラダとフルーツを食べました。町のレストランが開いているかどうか分からなかったので、家の近くで買って持ってきたのです。
夜になると暑さは多少和らいでいたので、外のパティオに出てみました。
この日は月が出てなかったので満天の星空!!そよ風にあたりながら、ドリンク片手にぼーっとするのがなんとも心地よい…。
朝はゆっくり起きて、中庭を散歩。
建物の裏側に回ってみました。
車が3台しか停まっていなかったので、お客さんは3組しかいなかったようです。
まあそうですよね… 平日ということもあるけど、この暑さの中この場所に来ること自体がクレイジーかも(笑)。
COVID-19対策で、朝食はあらかじめ部屋のミニ冷蔵庫に入っていました。グレープフルーツジュース、ヨーグルト、シリアルバーです。
外のパティオでゆっくりいただきたかったのですが、すぐに暑くて我慢できなくなり、部屋の中へ😂。
その後は部屋で音楽を聴いたり、少し調べ物をしたりして、11時のチェックアウトまでのんびりと過ごしました。チェックアウトぎりぎりまでいるなんて、初めてかもしれません。いつも撮影旅行では朝暗いうちにホテルを出発するので、ホテルの朝ごはんを食べることさえあまりないのです。
たまにはこんな旅もいいもんですね!
特別なことは何もしないけど、ただひたすらこの空間を楽しむ、そんな時間を過ごすのにぴったりのホテルでした。
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