カリフォルニアに住んでい毎年楽しみなのはワイルドフラワーのシーズン。
3月から4月にかけて南カリフォルニアの砂漠に咲くワイルドフラワーは、普段あまり色のないこの辺りの風景を一変させます。オレンジ、黄色、紫、ピンクなど色鮮やかな花が一面に咲き乱れ、そこはまるで楽園のよう…。
ワイルドフラワーの咲き具合は年によって変わり、冬の降水量とその後の気温や風の状態などに密接に関係しています。雨が少なければつぼみが育たないし、雨が多すぎると種が流されてしまう、またちょうど良い雨量でも春先に寒い日があるとせっかくつけたつぼみが死んでしまうので、最後の最後までどうなるかわかりません。
今年は冬の降水量は少なかったのですが、3月に入ってから数日集中的に雨が降り、気温も安定していたので一気につぼみを付け開花しました。
毎年2月頃から、各地のワイルドフラワーの開花状況をレポートするウエブサイトが賑わいだします。私も毎日のようにチェックしてどこに撮影に行こうかな? と計画を立てるのがとっても楽しいんです。
アンザボレゴ砂漠州立公園のワイルドフラワー。
砂の上に咲くプリムローズ(白)、デザート・サンド・バーベナ(ピンク)、デザート・サンフラワー(黄色)。
リバーサイド・カウンティにあるエルシノア湖近くにもカリフォルニアポピーなどワイルドフラワーが咲く丘があります。まさにお花畑。
ゴーマンもワイルドフラワーで有名。2008年はワイルドフラワーの当たり年でした。
紫のルピナスと黄色のバターカップ(キンポウゲ)が咲くゴーマンの丘。
カリフォルニアポピーとルピナス。
大きい花粉団子を運びながらポピーの花を飛び回るミツバチ。
カリフォルニアポピーで有名なランカスター。
もうシーズンが終わりの5月に行ったのですがまだ咲いていました。今年はここ数年で一番良かったそうです。
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