私はスパニッシュ・スタイルの教会を訪れるのもとても好き。
北サンディエゴの内陸部 Pala というネイティブアメリカンの居住区内に、私のお気に入りの教会があります。 Mission San Antonio de Pala(サンアントニオ・デ・パラ教会)、通称 Pala Mission と呼ばれている教会です。
素朴でひっそりとした雰囲気に惹かれ、昔何度か写真を撮りに行きました。良く考えたらあれから10年以上が経っている…。今はどんな様子なのでしょう?変わらずあの佇まいを残しているのでしょうか?
なんだか急に懐かしくなって見に行ってしまいました。
![5836](https://spmoon.com/wp-content/uploads/2018/02/5836.jpg)
Mission San Antonio de Pala
この教会は カリフォルニアに 21 あるスパニッシュ・ミッションのうちのひとつ、Oceanside市にある Mission San Luis Rey de Francia の補助教会として1816年に設立されました。
周辺のアメリカ先住民への布教活動と伝統行事の集会場所としての役割があったそうです。
現在は独立した教会として、周辺のネイティブアメリカンのコミュニティに深く根付いた活動が続けられてます。
![6006](https://spmoon.com/wp-content/uploads/2018/02/6006.jpg)
Bell Tower at Mission San Antonio de Pala
これがシンボルの Bell Tower。教会の建物と完全に離れて作られているベルタワーは珍しいそう。
![5837](https://spmoon.com/wp-content/uploads/2018/02/5837.jpg)
Mission San Antonio de Pala
外壁のデザインは、ネイティブアメリカンのアーティストによるもの。
![5873](https://spmoon.com/wp-content/uploads/2018/02/5873.jpg)
Inside the chapel, Mission San Antonio de Pala
素朴な作りのチャペル内部はとても心落ち着く空間。
誰もいなかったのでしばらくひとりで座っていました。
![5876](https://spmoon.com/wp-content/uploads/2018/02/5876.jpg)
Inside the chapel, Mission San Antonio de Pala
内部の壁にもネイティブアメリカンのアート。
![5858](https://spmoon.com/wp-content/uploads/2018/02/5858.jpg)
Cemetery at Mission San Antonio de Pala
オリジナルのセメタリーも残っています。
埋葬されているのはカトリック教徒に改宗したネイティブアメリカンや初期開拓者だそうです。
![5958](https://spmoon.com/wp-content/uploads/2018/02/5958.jpg)
Mission San Antonio de Pala
現在の建物は1959年に完成した修復後のもので、その後も大規模な屋根の修復を経て今の姿になりました。
久しぶりに訪れたPalaのミッション。以前と比べると教会の前の道を行きかう車がとても増え、ちょっと周囲が騒がしくなった気がします。
でも素朴な雰囲気は健在。またいつか帰ってきたくなる、そんな場所です。
行き方
カリフォルニア州オーシャンサイド(Oceanside)から CA-76 を東へ24マイル。住所は:3015 Pala Mission Road, Pala, CA 92509
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