とまっているミツバチでさえ綺麗に撮るのが難しいのに、飛んでいるミツバチにピントを合わせて綺麗に撮るってすごく大変なんじゃないかと思いますよね。でもこれもちょとしたコツをつかめば、ばっちりピントのあったものが撮れる確立が高くなるのです。
今回は飛行中のミツバチの写真を撮るポイントを紹介します。
花に止まったミツバチがいたら、カメラを構えシャッター半押しの状態で待ちます。そして飛び立つ瞬間に高速連写でシャッターを押す。タイミングがうまく合えばシャープなものが撮れることが多いです。ただカメラを構えて待っているのは、手がしびれてつらい…。集中力も使うし結構疲れます。でもこの方法が一番確立が高いと思います。
またこの時にミツバチの動きを予測して、その方向にカメラを少しずらしなから連写をすると花との距離がいい感じの写真が撮れます。でもこれは難しくあまりうまく行きませんが…。

Honeybee collecting pollen from desert sunflower
これはたまたまカメラをずらした方向にミツバチも動いたので、花といい距離感のある写真が撮れました。
ミツバチは花の近くに来るとホバリング(停止飛行状態)をする時があります。特に気温が低めの朝などはホバリング率が高く、日中気温が高くなるとホバリングはあまりせず動きが素早くなることに気づきました。このホバリングの最中に素早くピントを合わせ連写するのです。

Pollen covered honeybee flying to desert mallow flower
舌を出して花の蜜を吸う準備をしているミツバチが撮れます。
ミツバチも他の昆虫も同じかと思いますが、一度訪れた花に何度も戻ってくることが多い。一度は飛び立ち、その時シャッターチャンスを逃してしまったとしても、そのまま少し待っているとまた同じ花に戻ってきます。なのでカメラを構えたまま待っていて、戻ってきた所でシャッターを押すという手もあります。

Honeybee flying with big pollen basket
同じ花に向かって飛んできたミツバチ。かなり大きな花粉団子を付けていますね。
カメラの設定ですが、私はいつも絞り優先で撮っています。絞り値は6.3ぐらい。ISOは通常400、最高でも500までに抑えます。これ以上のISO値で撮るとノイズが厳しく画質が悪くなってしまうから。でも画質にそれほどこだわりがなければ、ISO値をもっと上げて撮ると良いと思います。
曇りの日はシャッタースピードが上がらないので、晴れた日を狙って撮りに行きます。
使用カメラ & レンズ: Canon 7D Mark II, EFS 55-250mm f4-5.6, Fotodiox Macro Extension Tube


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