ここ数年ミツバチの写真を撮るのにはまってます。でも、素早い動きで飛び回るミツバチをシャープに撮るのは本当に至難の業…。
とはいえ、沢山撮っているうちにポイントみたいなものが掴めてきて、だんだんとピントの合う確率、綺麗なものが撮れるコツみたいなものが分かってきたような気がします。
完全な自己流ですが、自分なりにミツバチを綺麗に撮るポイントをまとめてみました。
マクロレンズを使うと被写体に近づいて接写できるので、ミツバチが大きく撮れ、より印象的な写真になります。
私は 55-250mm の望遠レンズにマクロチューブを使って接写する方法が気に入っています。望遠マクロを持っていないのでこのやり方ですが、望遠マクロがあればそれが一番良いかもしれません。短焦点マクロでも撮ってみましたが、ミツバチの動きを追うのが難しく感じました。
望遠レンズ+マクロチューブだと、望遠だけの時より最短撮影距離が短くなり被写体にグッと近づいて撮影できる、そして望遠だとミツバチに近づきすぎることも無く、彼らの動きも追い易いような気がします。

Honeybee drinking nectar from yellow daisy flower
使用レンズ: Canon EFS 55-250mm f4-5.6, Fotodiox Macro Extension Tube
一生懸命蜜を吸う姿が可愛いです。
Canon 7D Mark II では一分間に最高10枚の連写が可能。野生動物など動いている被写体を撮るにはとても優れたカメラです。
シャッタースピードは1000以上が望ましいけど、800くらいでも良いものが撮れることが多々あり。そしてピントはミツバチの目に合うように。でもこれがとっても難しいんですけどね…。

Honeybee flying to pink Nemesia flower
ミツバチに限らず昆虫や野生動物を撮るには一にも二にも忍耐力。花粉のついたキレイなミツバチを見つけたら… 綺麗な花の周りを飛んでいたら… シャッターチャンスが来るまでそこに何時間でも居座って撮り続けます。

Honeybee collecting pollen from orange dahlia flower
大きな花粉団子をつけたミツバチ。
私は一回の撮影で1000枚近く撮ります。36GB メモリーカードがフルになるまで、これでもかっていうくらい撮ります。
だってそれくらい撮らないと良いものは撮れない。ピントの合ったものは沢山撮れても、背景が悪かったり、向きが悪かったり、光のあたり方がイマイチだったりと、本当に良い写真ってなかなか無いのです。それだけ撮って2~3枚気に入ったのがあればラッキー。

Honeybee on Milkweed Flower
背景がごちゃごちゃしてると写真としてイマイチパッとしませんよね。背景の色はなるべく単色で、そして思いっきりぼかしてミツバチが浮き出るように撮るのが理想。
そのためには撮影者が動く必要があります。光がいい感じにミツバチに当たるように、すっきりした背景になるように、撮影者が動いていろんな角度を試してみます。ベストな背景を見つけたら、そのポジションでミツバチがくるのをじっと待つのです。

Honeybee walking on yellow daisy flower
- マクロレンズかマクロチューブを使って接写。
- 高速連写で撮る。シャッタースピードは800~1000以上が理想。
- シャッターチャンスをひたすら待つ忍耐力。
- とにかく沢山撮りまくる。 ”下手な鉄砲も数うてば当たる!” 精神で。
- 背景で写真の印象がガラッと変わるので、撮影者が動いて綺麗な背景を探して撮る。


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