Bernardo Wildlife Area(バナード・ワイルドライフエリア)はニューメキシコ州 Socorro の町から約27マイル北上したところに位置しています。
ここも冬になると Sandhill Crane(カナダヅル)や Snow Geese(ハクガン)が集まるという情報を前もってチェックはしていたのですが、時間があれば寄ってみようぐらいしか考えていませんでした。でも今回 Bosque Del Apache NWR が大雪のため2日間クローズとなってしまったので、カナダヅルを探しにこちらに来てみたのです。
ここは小さいエリアなのですが、現地の人の話ではここ数年 Bosque よりもツルが集まるそう。なんでもツル達はここで栽培しているコーンの方が Bosque のよりも好きみたいなんです。
フリーウエィを下りて道路を走っているときからツル達の姿が見え始めました。ここにもあそこにも、そして奥にはもっとうじゃうじゃ沢山いるではありませんか!なんだ、ここにいたのね~ととっても嬉しくなってしまいました。
ゲートを入っていくと畑が広がっていてツルとハクガンの団体がいました。ツル達は車や人間が近づくとすぐ飛び立ってしまうのですが、しばらく静かにじっとしていると段々と向こうから近づいて来るのです。
目の赤いこんな鳥もいました。ワキアカトウヒチョウの一種。
この畑は Bernard の隣にある敷地外のエリアなのですが、ここに1番たくさんの鳥たちが集まっていました。手前の黒っぽいのがカモ、白いのがハクガン、奥のグレーがカナダヅル、そして上空を飛んでいるのがハゴロモガラス。きちんと種類別に分かれているのが面白い。
しかしよーく見てみると、前方にツルとハクガンがミックスしているエリアがありました。
飛び立つハゴロモガラスの中に幾匹かのカモも混ざっています。自分の群れが飛んだと勘違いしたのかな。
日暮れになるとツル達はグループごとにどこか北西方面へ飛び立っていきます。彼らはコヨーテなど他天敵から身を守るために池の中で夜を過すのですが、この辺りだとどの池に向かっていったのでしょう…。前日ボスケ周辺の池で待っていても来なかったのでとても気になりました。
この日は夕焼けはゴールデンカラー。
ボスケ・デル・アパッチ野生動物保護区 では見ることのできなかったツルの群れをここで見れたので本当に良かった。撮りたいと思っていたツルと夕焼けの写真もとりあえず撮れて一安心です。
行き方
ニューメキシコ州 Socorro(ソコロ) から I-25 を約26マイル北上、Hwy60 で下りてすぐ左にある116番(Old US 85)に入ります。 約1.5マイル走ると右側に Bernardo と書かれた鉄のゲートがあるのでそこを入って行きます。
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