Salinas Pueblo Missions National Monument（ サリナス・プエブロ・ミッションズ国定公園 ）

ニューメキシコ州のちょうど真ん中あたりに、あまり知られてない国立公園があります。

Salinas Pueblo Missions National Monument（サリナス・プエブロ・ミッションズ国定公園）は、 Gran Quivira Ruins （グラン・クイヴィラ遺跡）、Quarai Ruins （クアライ遺跡）、 Abo Ruins （アボ遺跡）、の3つから成り立っており、Mountainair という小さな町を拠点に、それぞれ離れた場所に点在しています。

17世紀にスペインのフランシスコ修道院が、原住民である Tiwa 族、Tompiro 族へキリスト教伝道を行った拠点だったそう。

今まで知らなかったけど、こんな辺鄙な場所にこんなすごい遺跡があったんですね…。ニューメキシコの歴史と文化を学ぶにはとても良い場所だと思います。

Gran Quivira Ruins, Salinas Pueblo Missions National Monument

アルバカーキからは一番遠くにあるグラン・クイヴィラ遺跡。Mountainair という町から南へ約２５マイルの所に位置しています。

Gran Quivira Ruins, Salinas Pueblo Missions National Monument

白っぽいグレーのライムストーンで出来ていて、3つの遺跡の中では一番大きな集落が形成されていたそう。

Quarai Ruins, Salinas Pueblo Missions National Monument

クアライ遺跡は Mountainair から北に8マイル程。こちらは赤茶色の日干しレンガで出来ています。

Quarai Ruins, Salinas Pueblo Missions National Monument

クアライ遺跡内部の様子。背の高い壁40フィート (12m) がそびえ立っています。

Abo Ruins, Salinas Pueblo Missions National Monument

草原の中にひっそりとたたずむアボ遺跡。Mountainair から西に9マイルのドライブ。

Abo Ruins, Salinas Pueblo Missions National Monument

夕日に照らされたアボ遺跡が美しい。現在残っているのは教会の壁の部分。

アルバカーキからだと、どの遺跡も1時間～2時間半くらいのドライブで行けます。