今年の夏も I-15 を北上しユタ方面に行ってきたので、帰り道にはまたまた Valley of Fire State Park(バレーオブファイヤー州立公園) に寄ってきてしまいました。そう、もう今年に入って3回目なのですが、撮るものは沢山あるしまだまだ全然飽きません。
今回の目的はスロットキャニオン。小さいけどなかなか絵になるスロットキャニオンで、次に行く時の撮影ポイントとして密かにチェックしていました。
真夏のバレーオブファイヤーは相当暑くなるので早朝にちょこっと行くつもりでいたのですが…。前の日に泊まったユタ州セントジョージからは約1時間半のドライブですが、あまり朝早く起きられなくてセントジョージを出たのは8時過ぎ。バレーオブファイヤーに着いたのは10時近くになっていました。
このスロットキャニオンは公園内の一番奥にあるパーキング#3 から出ている White Dome Trail 沿いにあります。着いた時点で既に太陽は高くなっていて気温は 100F(38℃)近く。スロットキャニオンは上から太陽の光が入ってしまうとコントラストがきつくなりすぎて写真的に難しいのです。もうこの時間だと良い写真は期待できないとは思いつつ…でもせっかくここまで来たのでとりあえず行ってみる事に。

Photographer inside the slot canyon, Valley of Fire State Park, Nevada
これがスロットキャニオン。入口付近は既に光がキャニオンの中まで入ってしまっていたのですが、少し奥へ行くとまだ大丈夫でした。

Pink-Yellow Rock Surface, Valley of Fire State Park
ピンクイエローの岩。ちょっと面白い模様の空をバックに。

Desert landscape framed by rock formation, Valley of Fire State Park
赤岩をフレームにして向こう側にみえる砂漠の景色。

Desert landscape framed by red rock formation, Valley of Fire State Park
このような小さい窓の開いたアーチ状の岩でした。

Tarantura Hawk on yellow flower, Valley of Fire State Park
体長5~6センチはある巨大な蜂を数匹発見。この時は不気味な風貌の蜂、くらいにしか思ってなかったのですが、後で調べたら Tarantura Hawk(オオベッコウバチ)という蜂でした。名前の通り自分よりも体の大きいタランチュラを倒す恐~い蜂だったのです。ちなみに狩ったタランチュラはそこに卵を産みつけて幼虫のエサにするそうです。

Rock with eroded holes, Valley of Fire State Park
サンドストーンの表面に侵食で出来た穴がボコボコあいてます。バレーオブファイヤーにはこのような穴のあいた岩を沢山見かけます。

Colorful rock formation on white dome trail, Valley of Fire State Park
トレイルの最後に出てくるカラフルな模様の岩。
トレイル情報
White Dome Trail(ホワイトドーム・トレイル)は、スロットキャニオンももちろん良いのですが、他にもバラエティに富んだ景色を見ることができてとても楽しかった。1.25マイル(約2キロ)のループ状のトレイルで、距離も短いし大きなアップダウンもなく歩き易かったです。
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