またまたメキシコ国境沿いへ行って来ました。
今回は Campo(カンポ)という町です。実はここ、何年も前から心のどこかで気になっていた場所。でも特に強く惹かれるものが無いような気がして、なんとなく行きそびれてました。
ちょっと前に行った同じくメキシコ国境沿いの町、Jacumba Hot Springs が思いのほか良かったこともあり、もう一度改めてこの Campo という町を検索してみたのです。そしたら鉄道博物館で昔の列車に乗れることが分かり、それにピンと来てしまいました😊
今住んでいる場所からは2時間ちょっとのドライブ。博物館がオープンする9時よりだいぶ早く到着したので、まずはちょっと見てみたかったこの場所へ。
アメリカの三大長距離トレイルとして知られる、Pacific Crest Trail(パシフィック・クレスト・トレイル)の南端です。メキシコ国境フェンスの隣にあります。
ここからカナダの国境まで西海岸の州を縦に走るこのトレイル、全長2,650マイル(4,265キロ)で全部歩くと一般的には4~6ヵ月かかるそう。私がこのトレイルに挑戦したらどうなるんだろう、なんてふと考えてしまいますが、、、いや~体力も根性もない私にはかなり無謀ですね…😂
恐る恐る国境フェンスのすぐそばまで行ってみましたが、結構な高さがありました。もちろんボーダーパトロールがいたのですが、車の中からメキシコのゆる~い音楽が流れていて… 緊張が一気に解けました(笑)。
さて、次はいよいよ鉄道博物館。
入場料は乗車を含むと大人ひとり18ドル。博物館だけだと10ドルです。
この博物館はノンプロフィットの教育機関で、列車乗務員やサポートスタッフも全てボランティアなんだそう。皆とてもフレンドリーでした。
いよいよトレイン・ライドのスタート!
ビンテージの素敵な列車に乗るのはワクワクします。中も造花が飾ってあったりジャズっぽい音楽が流れていたりして、レトロチックな雰囲気満載。
列車はのどかな景色の中をゆっくりと進んでいきます。途中車掌さんが切符を切りに来てくれるのも楽しい。
列車は国境近くまで行って折り返してくるだけなので、時間にすると約45分。あっという間でしたが、列車の中に吹き込む風も心地良くとっても良い気分でした。動画ではその様子を撮影しているので、是非ご覧くださいね。
このミュージアムには興味深い歴史がいろいろ展示してあり、100年以上前の鉄道の様子や人々の生活を垣間見ることができます。
また古びたカッコイイ列車もたくさん置いてあり、その存在感には本当に圧倒されました。これを見るだけでも来る価値があると思います。
最後に寄った Motor Transport Museum 。
古い車やバスが敷地内に所せましと並んでいて、マニアにとってはかなり貴重な物もあるんじゃないかな~と思いながら見学しました。私は車には詳しくありませんが、ボロボロの車を撮影するのが好きなのでとっても楽しかった。
メキシコ国境近くを走る、歴史的な列車に乗った様子を動画にしました↓
古い物が好きな人、鉄道ファンなら Campo はかなりお勧め。
とても Peaceful でリラックスできる場所です。
行き方
Campo はサンディエゴから南東へ約1時間のドライブ。フリーウェイ I-8 の Exit 51で下りて Buckman Springs Rd を南下し、つきあたりの Campo Rd を右折、少し走ると Campo の町に入ります。
Pacific Southwest Railway Museum(パシフィック・サウスウエスト鉄道博物館)は、入口がちょっとわかりにくいのですが、Campo Rd と Forrest Gate Rd の交差する辺りに看板が出ていて、そこから入って行きます。住所: 750 Depot St, Campo, CA 91906
Forrest Gate Rd をそのまま南に下がって行くと、パシフィック・クレスト・トレイルの南端があります。最後の方少しだけダートロードとなり、デコボコした坂になっているのでご注意。
Motor Transport Museum は鉄道博物館から北東に5~6分のドライブ。住所: 31949 CA-94, Campo, CA 91906
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