私たちが Tucson(ツーソン)に来たら必ず寄ってしまうのが、Arizona-Sonora Desert Museum(アリゾナソノラ砂漠博物館)。
今回もここで砂漠の動物たちとゆっくりと1日を過ごそうと思います♪
朝8時30分の開園と同時に入場。まずはコヨーテに会うため、一番奥のエリアへ急ぎます。
まるで私たちが来るのが分かっていたかのように、入口にある岩の上からじっとこっちを見ていて、歩いてくる私達を出迎えてくれました。
この後もずーっと私たちの前で、いろいろなアクションを披露してくれたのです。
コヨーテの”遠吠え” もしてくれました。
近辺にいる野生のコヨーテの鳴き声に反応していたようです。テリトリーの認識やコミュニケーションのために遠吠えをするそう。
午前10時からは、恒例の Raptor Free Flight を見に行きました。
猛禽類(フクロウや鷹など)の自然な姿を至近距離で見ることが出来るショーで、本当に何度見ても飽きません。大人気のショーなので早めに並んで良い場所を確保することをお勧めします。午前10時と午後2時の2回行われますが、別々の鳥が出てくるのでどちらも見逃せない。
人間にも懐き易く、社会性があると言われている Harris’s Hawk(ハリスホーク)。
ソノラ砂漠に生息するハリスホークは、3~7匹のグループで狩りをする特徴があるそう。まず小さな群れが前方を飛んで獲物を探し、続いてもうひとつの群れが前へ出て獲物を探すといった猟法で、獲物をしとめて分け合うまで続けられます。また獲物の周囲を取り囲み、一羽ずつ獲物に攻撃を仕掛けるという猟法もあります。狼の群れが獲物を捕らえる猟法と一緒です。
今回初めて出てきたこのユニークな風貌の鳥は、Caracara(カラカラ)という名前でハヤブサの一種。
中央、南アメリカに生息している鳥で、アリゾナやテキサスでも見ることができます。他のハヤブサに比べて長い足が特徴で、飛ぶよりも地面を歩いて獲物を探すことが多いんだとか。
ボランティアの方がそれぞれの鳥の特徴を説明してくれて、とても興味深い。
この後は園内のフードコートで早めのランチを取り、Hummingbird Aviary へ向かいました。
大きな鳥小屋の中に入って行くと、ハミングバードが飛び回っています。
これはソノラ、チリカワ砂漠に多く生息している Broad-billed Hummingbird という種類。
メタリックなグリーンとブルーの体が美しい雄。
こちらは南カリフォルニアでもよく見かける Anna’s Hummingbird かな?
午後2時にまた Raptor Free Flight を見にいったのですが、人が多すぎてあまり良い写真が撮れませんでした。そして最後はまたコヨーテの所へ。
もう10年以上前からこのコヨーテたちを見ているのですが、顔のラインやお腹の辺りがかなりタプタプしてきて年齢を感じます。でもしょっちゅう動き回っているし、毛並みも良く健康そうです。
ちなみに野生のコヨーテの寿命は6~8年。飼われているとその2倍も生きることもあるそう。
まだまだ長生きしてほしいな。
今日も楽しい時間をありがとう。
次に会う時まで、元気でいてね!
行き方
アリゾナ州Tuscon(ツーソン)の中心部から車で約25分。W Speedway Blvdを西へ進み、W Gates Pass Rdに入って約4.8マイル、右折して N Kinney Rdを約3マイル走ると左側に公園の入口があります。
住所は:2021 N. Kinney Rd., Tucson AZ 85743
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