例年だったらこの時期は、ワイルドフラワーを探しにあちこち放浪しているはずなのですが…。
今年の冬は雨が殆ど降らなかったので、残念ながら今年はワイルドフラワー不作の年みたいです。
ならば、確実にお花を見れる植物園へ!
毎年この時期になるとチューリップを見に訪れるのが、LA北部にある Descanso Gardens(デスカンソ・ガーデンズ)。ここは様々な種類のチューリップを見ることができるとってもお勧めの場所。南カリフォルニアでこれだけのチューリップが見れる場所は他にないと思います。
今回はこの植物園の会員であるLA在住のライターの方とご一緒させていただきました。なんと自宅から往復27キロの距離を歩いてここに通っているというツワモノの方(笑)。
園内に入るとすぐ、目の前に飛び込んでくる色とりどりのチューリップ。
心がパッと明るくなる光景です。
うっとりする程の美しい色合い。何時間でも見ていたくなります。
このピンクとグリーンのチューリップ、変わっていますね。Nightrider という種類みたいです。
今回は望遠レンズ+マクロチューブのみ持参。背後のボケを生かして撮影してみました。
おっ、いました。私のもうひとつのお目当てのミツバチ。
大好きなチューリップにミツバチの組み合わせは最高♪
もともとチューリップはミツバチを引き付ける花ではないのですが、今年は結構たくさん飛び回っていました。
私のミツバチ撮影の定番、55-250mmにマクロチューブをつけて撮影。
雄しべにしがみつくミツバチが可愛い。
ところでこのミツバチたちの授粉、私達の生活にはとても欠かせないものなんです。
近年世界中でミツバチの減少が危惧されています。その原因は殺虫剤、農薬、寄生ダニ、気候や自然環境の変化、ストレスなど様々。
しかし果物や野菜などの農業生産はミツバチの花粉交配に大きく頼っているので、ミツバチが減少すると作物が獲れなくなり、世界的な食糧危機を引き起こす可能性が十分にあるんだそうです。
そんなことを考えつつ、花から花へとがんばってお仕事しているミツバチを見ていると、なんだか愛おしい存在に思えてきますね。
美しいチューリップとミツバチ、そして楽しいウォーキングで春を満喫した1日でした。
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