Mono Lake(モノ湖)のことを初めて知ったのは、もう20年近く前のこと。
シエラ・クラブという環境保護団体でボランティアをしていた時、そこのオフィスでモノ・レイクの白黒写真が載った新聞記事の切り抜きを目にし、湖の中にぽっかりと浮かんだ岩柱の神秘的な光景に心を奪われてしまいました。
それから私の記憶の中にはずっと、その白黒のモノレイクの写真が残っています。
実際に行く事ができたのはそれから随分後のことでしたが、自分の目で見たモノレイクは期待していた通りミステリアスな美しさでそこに佇んでいました。
特に朝日、夕日の時間帯は本当に格別。この不思議な美しさと静寂をカメラに収めたいと思わずにはいられません。
モノ湖は アルカリ濃度が非常に高い塩水湖。Tufa(トゥ-ファ)と呼ばれる岩柱は石灰石で出来ている。
日没後長時間露光で撮影してみました。
モノレイクはアメリカ最古の湖のひとつで、70万年以上の歴史を持つそう。
日の出直前のモノレイク。Tufa のシルエットが神秘的な美しさ。
朝日が昇るとTufaと周りの山々に光が当たり始めます。
写真を改めて見ていたら、なんだかまたモノレイクに行きたくなってしまいました。
行き方
モノ湖はヨセミテ国立公園の東口である Lee Vining(リーバイニング)という町の東側に位置しています。写真でよく見る景色は、South Tufa Area からのもの。
町の中心から約15分のドライブ。Hwy395を南に約5.4マイル走り、 CA-120 (Mono Lake Basin Road) を左折(手前に Mono Lake South Tufa と書かれた看板があります)。約4.7マイルのところで Test Station Road を左折。この道をつきあたりまで進むと駐車場があります。尚、Mono Lake Basin Road は冬季(10月から5月まで)は道がクローズするようです。
トレイル情報
駐車場から0.8マイル(約1.3キロ)のループトレイルが伸びています。フラットで簡単な道のりを歩いていくと、Tufaを間近で見ることができます。暖かい時期は、水辺の地面にハエのような小さな虫が超たくさんいるので、虫の苦手な方はご注意。
2022年版、朝日の中を撮影がてらお散歩しました↓
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