アメリカ西部にはゴールドラッシュ時代に鉱山の町として栄え、今は廃墟となったゴーストタウンが沢山あります。その中でもここ Rhyolite(ライオライト)はいかにも廃墟らしい写真が撮れるゴーストタウンのひとつ。
1904年にできたこの町は多い時で人口1万人近く、100を越える建物があったそうですが、1907年のアメリカ金融恐慌を境に急激に衰退してしまったとのこと。今では数個の建物が残るのみです。
この建物は Cook Bank という銀行でした。壁が崩れて傾き、今にも倒れそう。夕日に照らされてできた長い影が寂しさを感じさせます。
この建物は唯一木製、雑貨店だったようです。
その夜は近くのモーテルに泊まったので、次の日の朝も来てみました。
前日の夕方に来た時は逆光でしたが、朝は建物の正面に光が当たり撮影に向いています。
崩れた壁と窓、深いブルーの空に妙にマッチしている。
これは前回(2009年)に来た時の写真。廃墟にはやっぱりドラマチックな空が似合う。
デスバレー国立公園 からも近く、アクセスしやすいのが良いです。
行き方
ネバダ州 Betty から車で約10分。NV-374 を4マイル西へ走り、右側に出てくる Rhyolite Roadを右折。1マイルほど進むと左側に小さなミュージアムがあり、さらに進むと両側に廃墟が出てきます。
デスバレー国立公園の Stovepipe Wells からは西に約40分のドライブ。
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