Bristol Wells Ghost Town(ブリストル ウェルズ)

Ward Charcoal Oven を見た後は、US-50 から US-93 を約1時間半ほど南下し Pioche という町に到着。午後はこの町を散策しながら時間をつぶし、日が傾き始めた頃、 そこから約14マイル北に戻った所にある Bristol Wells(ブリストル ウェルズ)というゴーストタウンへ向かいました。

Bristol Wells は 1870~1890年代に銀や銅の採掘で栄えた町、ピーク時の人口は400人程いたそうです。National City, Bristol City, または Tempest という名前でも呼ばれていました。

そう、ここにも古いチャコールオーブンが残っているのです。

 

Bristol Wells Charcoal Kilns, NV

 

こちらのオーブンは表面がガタガタでちょっと崩れかけています。

ビーハイブ型のオーブンは特別な技術を持った熟練の職人によって作られていたとのこと。100年以上前に作られているのに、まだこの形で残っているのはやっぱり凄い、職人技の証明ですね!

 

Bristol Wells Charcoal Kilns, NV

 

またここのオーブンは少し緑がかった色の石で作られています。どおりで写真に撮るとなんか変な色です。

1870年代に建設され、近くで伐採した木を使って町の精錬場や鍛冶屋で使うための木炭を作っていました。今でも近くの山では、当時伐採されたと思われる巨大な木の切り株が残っているんだとか。

 

周辺には廃墟も残っていて、動画でその様子も撮影しています。

 

 

さて、ひとりキャンプ2日目のこの夜は、Pioche の近くにある Stampede Campground という無料のキャンプ場に挑戦。無料の所はそれなりにリスクがあるけど、レビューも良いし安全そうなのでここを選びました。

キャンプ場に到達するまで山に向かう寂しいダートロードを2マイルも走るので、少々不安な気持ちにもなったのですが、キャンプ場自体は広く眺めの良い場所でなかなか良い感じ。私の他にキャンピングカーが一台停まっていましたが、中に人がいるかどうかは分かりませんでした。

夕食はカップ麺とフルーツでパパっと済ませ、電波も届かないので暗くなったらすぐ就寝。車内の寝心地がまだあまり良くないので眠りは浅かったですが、翌朝は穏やかな気分で目が覚めました。もう2日シャワーを浴びてませんが😂、とっ~ても清々しい気分。

実は次に行こうと思っていた場所、ダートロードの状態が不安で躊躇していたのですが… なんだか行けそうな気がしてきました!

 

行き方

Bristol Wells ゴーストタウンはネバダ州東南部、Pioche という町の近くにあります。Pioche から US-93 を北に約13.5マイル走り、Bristol Wells Rd を左折(ネバダ州の歴史看板あり)。このダートロードを約7.5マイル走るとオーブンに到着します。オーブンまでのダートロードは良い状態ですが、廃墟へ通じる脇道は少しラフなのでハイクリアランス車がお勧め。

更に山の奥へ行くと精錬工場の跡が残っているそうなのですが、道が悪そうなので行くのは諦めました。

 

 

 

 

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