Ochre Alcove(オークレ アルコーブ壁画)

ユタ州 San Rafael Swell 地域にある Ochre Alcove(オークレ アルコーブ)は、あまり知られてないけど、とても魅力的なネイティブアメリカンの壁画です。

実は前日の午後にこの場所に行こうとしたのですが、雨でキャニオン沿いに水がたまり、大きな川が出来ていました。なんとか渡れないかと、川幅の狭い所や浅瀬を探してしばらくうろうろしたのですが、、、どこも深さがあり危険だったのでその日は諦めたのです。翌朝来てみたら、川の水もかなり少なくなって渡り易くなっていました。一日でも状況は結構変わるもんですね。

壁画までは狭いドライウオッシュ (水のない浅い川床)の中を歩いて行きます。今回は川床に水が流れていたので、足が濡れないようその周りの岩の上を歩くことが多かったです。

壁画は崖を少し登った高い所にあり、遠くからだと見えにくく、見つけるのに少し時間がかかりました。近づいて写真を撮るには、もう一段登る必要があります。

 

Ochre Alcove Pictographs

 

Ochre とは黄土色という意味。黄色っぽい岩に、赤茶色で描かれています。

この壁画パネルは Transformation Panel とも言われているそう。何かの変容?を表現しているのかな。全く分かりませんが…。

 

Ochre Alcove Pictographs

 

よく見ると、縦縞のイカのような形をしたフィギアの右側には龍のようなものがいて、左側には羽の生えた天使のようなものが飛んでいます。古代の人々は私達が見えないものが見えていて、それらと交信していたのかな。

 

Ochre Alcove Pictographs

 

筆のタッチが細かくて綺麗。

 

Ochre Alcove Pictographs

 

頭の上に続く点々は何だろ?

その左側にいる人は手、足の裏から稲妻のようなものが出ています。

 

Ochre Alcove Pictographs

 

同じアルコーブ内に少し違う感じのピクトグラフもありました。

 

Ochre Alcove Pictographs

 

これらは外側に面していているので、劣化して薄くなっていました。

 

帰りにパーキングエリアに戻って来たら、東海岸から来たというアメリカ人女性二人組に会いました。彼女たちはこの壁画を見るのは2回目で、また見たくなって戻って来たそうです。確かに何度も見たくなるほど魅力的な壁画ですね。

前日は川が渡れなくてどうなることかと思ったけど、見ることが出来て本当に良かった。今日も朝から満足(^_-)-☆

 

 

 

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