Rochester Panel(ローチェスターパネル壁画)

そして次の目的地は、またこれも楽しみにしていた Rochester Panel(ローチェスターパネル)という壁画。

そこに向かうため I-70を下りて Moore Cutoff Rd という道を走るのですが、ここは眺めの良い快適な道です。道沿いには他にも壁画があって、それをパパっと撮影しながらドライブを続けました。

本当はこの辺りに良い壁画がもっとあるのですが、道が悪かったり長距離ハイキングが必要だったりするので、一度の旅では多くを見ることは難しくて、それがちょっと心残り😢 そうしょっちゅう来れる場所ではないので、来た時にできる限り見たいんですけどね…。ユタに住んでる人が羨ましいな~。

で、その中でも道が良くて行き易く、歩く距離も少なく、見応え十分なのが、この Rochester Panel(ローチェスターパネル)です。

壁画のスタイルは Fremont Culture ですが、初期の Barrier Canyon Style も混ざっているそう。少なくとも1300年以上前の物と考えられています。動物、図形、人間もしくはシャーマンのようなフィギアがびっしりと描かれていて、見れば見るほど興味深い…。

 

Rochester Panel Petroglyph Site, UT

 

特徴的なのは真ん中にある虹のようなアーチ。

これは夏至や冬至などを示すカレンダーの役割と考えられているそう。

 

Rochester Panel Petroglyph Site, UT

 

とてもよく描かれた動物たち。

 

Rochester Panel Petroglyph Site, UT

 

個人的に気になったのはこの壁画。

フルートをふいている人(ココペリでしょうか?)の右側に、大きな蛇がいます。でもよく見ると手足がついているように見える。これって恐竜?確かこんな恐竜いますよね? ってことは、恐竜と人類は同時期に存在していたってことでは?

定説として恐竜は人類が誕生するずっと前に絶滅したことになっていますが、一説では同時期に存在していた可能性もあるとのこと。この壁画はそれを裏付ける証拠では!と、ひとり興奮したのですが、、、どうなんでしょうね~~😅 私はなんとなくですが、恐竜と人類が共存していた可能性を信じたい派。

こんな風にいろいろ想像するのも楽しみのひとつですね!

 

Rochester Panel Petroglyph Site, UT

 

横に何本も線が入ったハシゴのような体、ユタでは時々こんなの見かけます。

何を意味してるのかな?

 

Rochester Panel Petroglyph Site, UT

 

メインのパネルの他に隣の岩や裏側にも壁画があるので、周囲を散策してみて下さいね。

ここも本当に行く価値のある壁画サイトだと思います。

 

 

 

行き方

ユタ州 Green River という町からだと、約1時間10分のドライブ。フリーウェイ I-70を西に約45マイル走り、Eixt 116(Moore) で下ります。ストップサインを右折、またすぐ左折して Moore Cutoff Rd(Co Rd 803)に入り、そのまま約19マイル走ります。左折して Co Rd 805 に入ります。この道は未舗装道路ですが、とても綺麗なのでほとんどの車は大丈夫。この道をつきあたりまで走ると広い駐車場に到着です。

 

トレイル情報

駐車場から壁画まで片道0.5マイル(約0.7キロ)のトレイルを歩きます。高低差は 98フィート(約30メートル)で、道はマークされているので特に難しくはありません。キャニオンに沿って歩くので、崖沿いや岩場があります。しっかりしたハイキングシューズが必要。両脇が崖の所もありますが、常に一番高い部分を歩くようにしていれば問題ありません。トレイルに日陰はないので、夏は帽子、日焼け止め、水は必ず持って行きましょう。

 

 

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