Ward Charcoal Ovens State Historic Park(ワード チャコール オーブン州立歴史公園)

9月の半ばを過ぎると、南カリフォルニアでもどことな~く秋の気配を感じてきますね。暑さも少し和らいできたので、久しぶりに州外へ出かけてみました。

今回訪れたのは、ネバダ州東部 White Pine County にある Ward Charcoal Ovens State Historic Park(ワード チャコール オーブン州立歴史公園)。

ここは1800年代後半、チャコール(木炭)を作るのに使われていた ビーハイブ(蜂の巣)形の窯がとても良い状態で保存されている場所。今回はどうしてもこれが見たくなって行ってしまいました。

 

Ward Charcoal Ovens State Historic Park

 

当時この周辺に Ward という銀の採掘で栄えた鉱山町がありました。今は建物はほとんど残っていないそうですが、この6つの窯は修復された良い状態で残されています。近くで伐採された木材を使い、この窯で Ward の精錬所で使用する木炭を作っていたそうです。

蜂の巣型の窯は従来使われていたオープンピット型の窯よりも温度や燃焼時間をコントロールしやすく効率的なので、質の良い木炭が作れるんだとか。

 

Ward Charcoal Ovens State Historic Park

 

窯の高さは30フィート(約9メートル)、幅は27フィート(約8メートル)。

この窯は1870年代中頃に建設されたのですが、銀の採掘ブームが衰退してしまったので、実際は1876年~1879年の3年間しか使用されていなかったそう。

 

Ward Charcoal Ovens State Historic Park

 

夕暮れ時のチャコールオーブン、絵になります。

ピンクに染まった雲が空を覆って、優しい光に包まれるこの時間がとてつもなく好き。

 

Sunrise at Ward Charcoal Ovens State Historic Park

 

翌日、朝日がオーブンに当たる瞬間も素晴らしかったです。

 

動画では周辺の景色や窯の中の様子も撮りました。初めてタイムラプス撮影にも挑戦。

 

 

 

この日すぐ隣にある Willow Creek Campground というキャンプ場に泊まったのですが、なんとこれが私のひとりキャンプデビュー✨✨ 怖さと嬉しさでドキドキしてほとんど眠れませんでしたが(笑)、何事もなく朝を迎えることができました。

実は最近になって Solo Car Camping(ひとり車中泊キャンプ)に急に興味が湧いて、いろいろ調べていたのです。まだ用具が揃っていないので不自由な事も多かったですが、これから少しずつ改善していくつもり。今後も楽しみ。

 

 

行き方

ネバダ州東部、Elyという町から南へ約25分のドライブ。ElyからUS-50/US-93 を約13マイル南に走り、White Pine County Rd 16 を右折(Ward Charcoal Oven へのサインあり)。ここからはダートロードですが、状態はとても良いので2WDでも問題なさそう。この道を5マイル走り、つきあたりを左折して Cave Valley Road に入ります。約1マイル走り、小川を渡ってすぐ右側に出てくる道を入って行くとパーキングに到着。チャコールオーブンは歩いてすぐです。

 

 

 

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