10月に入りやっと暑さが落ち着いて、朝晩がかなり涼しくなってきました。
そして私は次の旅に出かけます。
今回のテーマはゴーストタウン。
私は何故かわからないけど、ゴーストタウンにすごく惹かれます。この目で見てみたい、その場の空気を感じたいと切実に思ってしまう。
まずはそこへ向かう途中の道沿いで、いくつか気になっていた風景を撮影してきました。
I-15 沿いの Baker(ベイカー)という町からデスバレー方面に向かってSR-127を北上。その途中にある Tecopa(テコパ)という町。
こんな所にこんないいものがあったなんて!
ちなみにこの町はテコパ・ホットスプリングスという自然の温泉が湧き出ています。
15分ほど先の Shoshoen(ショショー二)という町には、 Dublin Gulch と呼ばれる岩の家があります。
1920年代、鉱山労働者が岩を掘ってその中に住んでいたそう。その後1970年代まで路上生活者やヒッピーなど、実際に住んでいる人がいたとか。夏は涼しく冬は暖かく、住み心地は悪くなさそう。
すぐ隣に錆びた缶が山のように捨ててありました。
これは岩の住人が食べたり飲んだりしたゴミの山なのかな?
さらに30分ほど北上すると、Death Valley Junction(デスバレージャンクション)に到着。
ここには Amargosa Hotel という1924年に建てられた歴史的なホテルがあります。
写真を撮っていたら、ホテルの人が出てきて話しかけてきました。しばらくコロナの影響で閉っていたのですが、10月下旬から営業を再開するそうです。
町で唯一のレストラン。営業は期間限定。
ホテルの隣にあるオペラハウス。
1967年、ニューヨークから来た Marta Becket というバレーダンサーが町の社交場だった場所をオペラハウスにしました。中の壁や天井のペイントはとても凝っていて、仕上げるのに6年もかかったそう。10月から5月には見学ツアーもあるようです。
デスバレージャンクションはとても小さい町ですが、歴史的遺産を守るため、町自体が非営利団体によって運営されているそうです。
こんな Cool な窓を見つけました。壁の剝がれ具合が素晴らしい…。
さて、ここまでカリフォルニア砂漠の小さな町をいくつか抜けてきましたが、州境まであと約7マイル。あと少しでネバダ州です。
今回はどんな景色に出会えるのかな…。
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