High Road to Taos (ハイロード・トゥー・タオス)とは、サングレ・デ・クリスト山脈を通って、サンタフェとタオスを繋ぐ美しい山道のルート。標高の高い山道を通っていくのでハイ・ロードと呼ばれるそうです。
途中には、Chimayo 、Truchas などのアーティストの村、歴史的な教会のある Las Trampas、そして Picris Pueblo というインディアンの村などがあって、ギャラリーに立ち寄ったり、写真を撮ったりしながらゆっくりドライブするのに最適。
これはサンチュアリオ・デ・チマヨ教会。1816年に建てられたこの小さな教会は、毎年イースターに全米のキリスト教巡礼者が訪れることで有名。
塗ると万病が治るといわれている Holy Dirt (奇跡の土)を持ち帰ることができます。私ももちろん持ち帰りました。
この看板、中身はもともとあったのに外されて空っぽになってしまったのか、それとも背後の美しい風景をフレーミングするためにわざと空にしているのでしょうか?
Truchas(トゥルーチャス)のセメタリー。バイク事故で亡くなった人を偲ぶために作られた青いゴーストバイク。
州道76からの眺め。 ハイ・ロードはこんな田園風景の中を走っていきます。
Las Trampas(ラス・トランパス)にあるこの教会はスパニッシュ・コロニアル建築が美しい。1776年に建てられたそうです。
タオスにあるニューメキシコらしいクラフトを売るお店。
アドビ建築にはつきものの Viga(ビガ)と呼ばれる丸太のはり部材。きれいなブルーが目を引きました。
一方で州道68を使ったサンタフェ-タオス間の一般的なルートは Low Road(ロウ・ロード)と呼ぶそうです。こちらはリオ・グランデ川沿いの景色がまた美しい。
途中の Embudo という村にはレトロな看板や給油ポンプがあるミュージアムがあったり、道端で野菜や果物を売る農家のスタンドがあったり、そしてワイナリーもあります。
Embudo のミュージアム。ビンテージ好きにはたまりません。
ボロボロの給油ポンプ。
High Road も Low roadも、どちらもニューメキシコの魅力が詰まったとっても魅力的な道。
できれば両方通ってみるのがお勧めです。
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