あ～ 今日はいよいよニューメキシコを去る日、悲しいけど仕方ありませんね…。
でも途中に寄ろうと思っているネイティブアメリカンの遺跡がちょっと楽しみなこともあって、まだまだテンションは上がったまま（笑）。
その遺跡は Casamero Pueblo（カサメロ プエブロ）といって、超マイナーな遺跡。マップを見ていて偶然発見した場所です。
なぜ興味を引いたかというと、この遺跡は A.D. 1000～1125年の間、100キロ以上も離れた場所にある、あの世界遺産 Chaco Culture National Historic Park（チャコカルチャー国立歴史公園）の一部だったということ。あと人がほとんど訪れない場所ということにも惹かれました。私はどうしても人のいない方、人のいない方へと向かってしまう習性があるので（笑）
そうそう、今朝はもうひとつ楽しみがありました。
New Mexico Pinon Coffee at Casamero Pueblo
私の大好きな Pinon Coffee☕
知る人ぞ知るニューメキシコ州のコーヒーです。ショップもアルバカーキ内に何軒かあり、朝出てくる時に寄り道して買ってきました。Adobe Morning というフレーバーを試してみましたが、とっても美味しかった。
このコーヒーを飲みながら、朝焼けの美しいフリーウェイをドライブして Casamero Pueblo に到着。
Casamero Pueblo, New Mexico
遺跡は1966~1967年に部分的に発掘され、固定されてこのような姿になりました。規模は小さいですが、チャコカルチャーと同じ石積みの技術を使っていて、1階に22部屋、2階に6部屋ほどあったそう。
この辺りにコミュニティを作っていた古代プエブロ人は、農業を営みながら近所のコミュニティーと交易をしていたそうです。
Casamero Pueblo, New Mexico
この遺跡は Tecolote Canyonと呼ばれるメサの麓にあります。崖がフクロウの目のような形になっているので別名 Owl Canyon とも呼ばれているそう。
朝は光の向きでどうしても自分の影が入ってしまい、あまり良い構図で写真を撮ることが出来ませんでした。夕方の方が撮影に適しているかもしれません。
なので動画の方が全体像が分かり易いです。ただこの日はとっても風が強くて、立っているだけでも吹き飛ばされそうでした。カメラの揺れはご了承下さいね！
とっても地味な場所なので、マイナーな遺跡が好きな人向けかな…。国立公園ではなくBLM（Bureau of Land Management）の管轄です。
行き方
ニューメキシコ州の Prewitt というとても小さな町にあります。アルバカーキからだと I-40 West を約100マイル、1時間半以上のドライブ。Exit 63で下りて右折し、Pillowcrest Rd に入り、つきあたりを右折して US-Route 66 に入り、またすぐに左折して Co Rd-19 に入ります。踏切を渡って約4マイル走り、もう一度踏切を渡って少し走ると、左側にBLMの看板と小さな駐車場があります。
駐車場から短いトレイルを数分歩くと遺跡に到着。
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