Newspaper Rock, Utah(ニュースペーパーロック)

ユタ州にはたくさんのネイティブアメリカンの壁画がありますが、比較的よく知られているのがこのニュースペーパーロックではないでしょうか。正式名称は Newspaper Rock State Historic Monument(ニュースペーパーロック州立歴史記念物)というそうです。

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Newspaper Rock, Native American Rock Art in Utah

岩のパネルに描かれた沢山の壁画が、まるで新聞みたいに何か出来事を記録しているように見えるのでこの名前がついたそう。でも実際は描かれているシンボルの正確な意味、出来事が記録されているのかなど、詳しいことは分かっていないそうです。

最初の壁画が描かれたのが約2000年前と言われており、その後 Fremont、Anasazi、Navajo、Pueblo インディアンによって壁画が残され、アングロサクソンの白人文化も入り混じり現在の姿になりました。

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Newspaper Rock State Historic Monument, Utah

19平方メートルの岩に動物、人間のフィギア、シンボル、など650点以上描かれています。とにかくその多さに驚きです。

この岩はナバホ・インディアンの言葉で “Tse’ Hone”と呼ばれており、ストーリーを語る岩、という意味だそう。

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Flying Squirrels, Deer or Proghorn petroglyphs

他の壁画ではあまり見かけない、モモンガ、プロングホーンのような動物が描かれています。

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Newspaper Rock, Native American Rock Art in Utah

岩の表面には黒いコーティングがあるのですが、壁画はそのコーティングを彫って下の白い岩を露出させることによって描かれています。黒いコーティングは砂漠のニスと呼ばれ、雨やバクテリアの影響でできたマグネシウムや鉄分だそう。年月が経つと再び岩の表面に黒いコーティングができてくるので、古い壁画であればあるほど色が暗いそうです。

行き方:

ユタ州アーチーズやキャニオンランズ国立公園のゲートシティである Moab (モアブ)から約1時間のドライブ。US191 を南へ約40マイル、Utah State Route 211 に入って約12マイル走ると右側に看板と駐車場が出てくるのですぐ分かります。壁画は駐車場のすぐ隣なので歩くこともほとんどありません。壁画の前には柵がありますが十分近い距離で見ることができます。

ここはネイティブアメリカンの壁画の中でも最もアクセスし易く見ごたえのある壁画のひとつ。アーチーズやキャニオンランズ国立公園の帰りに是非訪れてみて下さいね。

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