Albuquerque International Balloon Fiesta(アルバカーキ国際気球フェスティバル)は、ニューメキシコ州アルバカーキで毎年10月に行われる世界最大の気球のお祭り。世界各国からのお客さんで大変賑わいます。
色とりどりで様々な形のバルーンがみるみる膨らんで、大きなフィールドいっぱいに並ぶ様子はまるでおとぎの国のよう。そして目の前で何百という気球がいっぺんに飛び立ってゆく風景は本当に圧巻なのです。
もちろん写真の題材としてもこんなに楽しいものはありません。気球はゆっくりですが動いているので、シャッタースピードは少なくとも 200 以上になるように撮った方がブレないと思います。
日の出前の暗いうちに飛び立つ気球は Dawn Patrol と呼ばれ、その朝の風のスピードや方向などをチェックします。これは ISO1000まで上げて撮影。
空が徐々に明るくなってきて次々とバルーンが飛び立ちます。
朝まだ早いうちから飛び立つので光が十分でなく、最初はなかなかシャッタースピードが上がりませんが、空が完全に明るくなれば問題ありません。三脚を使っている人もいましたが、暗いうちはともかく明るくなるとカメラも自分の体もあちこち移動しないといけないので、私は手持ちの方が断然楽でした。
Mass Ascension で何百という気球が飛び立っていく様子。沢山の気球が飛んでいくのを1度に撮れる絶好の機会。
真下からのショット。こんな風に頭の上をバルーンがどんどん通り過ぎていきます。
気球ってカラフルでで本当に綺麗。夢の国からやってきたみたい。
この日は Flight of the Nations Mass Ascension と呼ばれる世界各国の気球が飛ぶイベントなので、通常の形のバルーンがほとんどでしたが、ピエロや動物などユニークな形の気球もちらほらありました。
気球は遠近感が面白いのでどんな構図でも絵になるような気がします。
バルーンが着陸する時は、周囲にいる大勢の人がバスケットの部分を抑えて着地を助けます。この様子を写真に撮る人もたくさん。
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