Abiquiu (アビキュー)といえばジョージア・オキーフ。ここに来るたびに彼女と同じ気持ちになります。
アメリカを代表する女流画家ジョージア・オキーフは、旅行でニューメキシコを訪れて以来この土地の美しさに虜になってしまったそうです。
彼女は晩年、長年暮らしたニューヨークを離れ、アビキューにアドビ建築の家を買って活動の拠点とし、98歳でこの世を去るまでニューメキシコ北部の自然を題材とした作品を沢山残しました。
どうしてニューメキシコの砂漠はこんなに美しいのでしょう…。
荒涼とした景色なのに、荒々しさや寂しさを感じさせない穏やかな空気。また帰ってきたいと強く思わせる何かがここにはあります。
アビキューの教会もアドビスタイル。
アビキューらしい岩。赤茶の岩は他の場所にも沢山ありますが、ここは何故か独特の美しさを感じます。
何ていうのか、空気が他と違って優しい感じがするんです。
ゴーストランチの寂れた丸太小屋。流れる雨雲をバックに。
秋になると、U字型にうねった Rio Chama River(リオチャマ川)沿いの木々が黄色に色付きます。
アビキューモラダという古い教会。
柵があって敷地内には入れなかったので道路から望遠レンズで。
木製のクロスたちが、静かにアビキューの荒野を見守っているようでした。
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