次の日は、周辺にある古代ネイティブアメリカンの壁画を鑑賞をしながら、ゆっくり UT-12 を下って行く予定にしてました。
まずはこの Fish Creek Cove（フィッシュクリーク コーブ壁画)。この壁画の特徴と言えば？ そう、見ての通り、頭のない大きな四つ足の動物が並んでいるところ。
Fish Creek Cove Panel
これもかなり独特ですね～。
白っぽいキャニオンに赤色が映えて、アートとしてもいい感じ。
Fish Creek Cove Panel
ひとつひとつの絵が大きいです。
Fish Creek Cove Panel
台形の体にヘッドバンドやウエストバンドをした人。
典型的な Fremont People （フレモント人）による壁画です (壁画スタイルの説明はこちら）。
Fish Creek Cove Panel
ここの壁画は、時代を経てどんどん上から重ねて彫られていったようです。
頭飾りや首飾りをつけたシャーマンのようなフィギア、羊などの動物、円形の矛などが見えますね。
Fish Creek Cove Panel
現場で見てる時は興奮状態で気づかないけど（笑）、家に帰って写真を見直してみると、え～こんな絵があったのか～といつも驚かされる。
Fish Creek Cove Panel
ここも残念ながら、たくさんのガンショットや落書きで埋め尽くされていました。
Fish Creek Cove Panel
これは新しそうな壁画 (落書き）。カウボーイ？の横にはお家の絵が彫られていて、なんか面白い。
いろいろな時代の絵が重なり合って混同している、とても興味深い壁画サイトでした。
行き方
ユタ州 Torrey（トーリー）という町から約16分のドライブ。UT-24 から UT-12 に入り、4.7 マイル走ります。右折して Teasdale Rd 入り 0.9 マイル、左折して E. Fish Creek Cove Rd に入ります。この道は私道のように見えますが、Public Access OKです。ただそんなに状態の良いダートロードではありません。私たちが行った時は水溜まりや深いわだちがあり、ダート運転テクニックが無い私は一瞬怯みました💦 でもダートロードの運転が上手な方なら問題ないと思います。ハイクリアランス車は必要。雨が降ると走行できない可能性があります。この道を1.7マイル進むと、小さいパーキングエリアに到着します。
トレイル情報
パーキングの目の前のキャニオンに壁画があります。小さなドライウォッシュ（乾いた川底）を渡りながら、まっすぐ進みます。距離は 120メートルくらい。
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