Sego Canyon (セゴ・キャニオンの壁画)

Sego Canyon(セゴ・キャニオン)はユタ州東部にあるネイティブ・アメリカンの壁画。

この壁画の特徴は、昔この地域に住んでいたネイティブ・アメリカンの3つの異なるスタイルの壁画が同時に見れることです。Barrier Canyon、 Fremont、 Ute と呼ばれるスタイルの壁画がそれぞれ岩のパネルに描かれており、これらの文化が繁栄していた時期から考えると、そのスパンは3000年以上にも渡るそう。

【 Barrier Canyon 】

このスタイルは 3つの中で一番古いもので Barrier Canyon と呼ばれています。人間と同じくらいの大きさ(1~2メートル)に描かれたピクトグラフで、手や足の無い幽霊のようなフィギアが特徴。キャニオンランズ国立公園内にある Horseshoe Canyon の壁画 がこのスタイルの代表的な例とされています。

Barrier Canyon style pictograph, Sego Canyon, Utah

Sego の壁画は一見宇宙人のようでとてもミステリアス。虫のような大きな目、頭には角、イヤリングをしていて、手には蛇を持っています。

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Barrier Canyon style pictograph, Sego Canyon, Utah

下のピクトグラフがある場所は、私有地として柵が張ってあり立ち入り禁止になっていました。写真は道路から望遠で撮ったもの。

良く見ると落書きや鉄砲で撃ったような穴が沢山あいています。近くで見れなかったのはとても残念ですが、こんなに破損行為が行われているのでは仕方ないのかな。

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Barrier Canyon style pictograph, Sego Canyon, Utah

【 Fremont 】

Fremont Indian は 600~1250ADにユタ州中央部に住んでおり、あの Anasazi 族と同時期に存在してたそうです。Fremont Indian は素晴らしい岩絵をいくつも残しており、人間が逆台形をしているのが特徴。

下の壁画は長い年月をかけて描かれており、一番古いのが上部の赤い長方形の体をした人間のフィギア、次が薄く白っぽい台形の形をした人間のフィギア。一番新しいのが中央のくっきりとした2人のフィギアで、首輪とウエストバンドをしています。

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Fremont Indian petroglyphs, Sego Canyon, Utah

【 Ute  】

この壁画は Ute Indian のもの。1300AD から現在まで続いている部族で、狩りをしたり馬を飼って暮らしていたそう。

こちらも沢山の落書きがされているのがとても残念。真ん中の赤い線の入った浮き輪のようなものは Shield (盾)と言われており、その周りにバッファロー、馬、人間のフィギアが描かれています。

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Ute Indian petroglyhs, Sego Canyon, Utah

行き方:

ユタ州I-70沿い、Green River から約26マイル東に Tompson という町があり、そこから Tompson Canyon Rd (BLM 159)という道を約3.4マイル北に走ると到着。小さな看板があるのですぐ分かります。道はメンテされてなくてガタガタですが、いちおう舗装道路。

ここは歩く距離もほとんど無く壁画もすぐ見つかるので、気軽にネイティブアメリカンの壁画を楽しめます。アーチーズ国立公園やキャニオンランズ国立公園からも遠くないし、この辺までドライブしてきたら是非訪れてみて下さい。

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